なんとなく見てきた景色が
いつしか色褪せ 薄れてきたから
項垂れた夕陽を起こして
1度だけこの世界を染めたい

長く伸びる影を 踏んで満足気な雲が
落とす涙さえ守りたいなんて
…馬鹿だったんだ

強く強く願うほど 臆病になって
とらわれたままの心が一層悲鳴あげた
遠く遠く伸ばすほど 弱くなるこの腕に
僕は一体、何を問いかけようか

さりげなく覗いた未来が
こんなに悲壮に 満ち溢れてて
押し込めた気持ちを叩いて
もう1度この世界と戦う

暗い道にあった ゴミ箱漁った烏
目と目合えば空の彼方に消えた
…また知ったんだ

早く早く駆けるほど 脆弱になって
傷つくこと恐れたまま格好つけて生きた
きつくきつく結ぶほど 脆くなるこの心
明日は一体、何を想い描こうか

青い鳥は僕に見向きもせずに
広い海のずっと向こうまで飛んで
二度と戻っては来ないだろうけど
此処に居場所を作っておくよ

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紅頭ベニコウベ

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投稿日:2016/04/02 12:49:11

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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