弾けて☆サマートロピカル

A
低金利で 困っちゃう
生まれた時から この時代
貧乏くじ 困っちゃう
勝手なカースト 反吐が出るわ
B
人生なんて クソ喰らえ
一方通行 出口もないわ
重症なんで 祈るだけ
失うものなど 忘れちゃったわ...

おにゅうさん＆ピノキオＰと聞いて。
お２人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は３ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...

何もかもが嘘な事って
解ったところで反発したくなるから
君は叫んだ「いつも貴方の監視が鬱陶しいです！」
だって罪悪感なんて
持ったって損だから
「飲み会に行ったっていいだろ？」
「早く言えばいいのに、悪く思う事は無いね！」
勝手に言って走り出した
僕は縛られたままで
何も知らないし…...

Prayer
左に逸れた心音を少し借りてって
視点はハズレ　名無しのメモ　傷跡に書く
破滅感に浸らせて
隙間を埋めて　足りない言葉
浮遊したまま ズレてく
瞳を濁した少女の祈り
都会の影に身を潜めながら
その脆く儚い強さだけは
どうか奪わないで...

A1
おはよう飛び交う
いつもの朝が
デジタル時計を
進めていく
B1
慌ただしく繰り返す声
追い越された
「遅刻！遅刻！遅刻！」
S1...

８月１５日の午後１２時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...