初めて大人に逆らった
君の笑顔が見たかったから
初めて他人を踏みにじった
君のことを傷つけた奴等だ
初めて犯罪に手を染めた
君のためになると信じたから
初めて人を殺した
君が死んでしまうと思った

君を救いたいとか思ってなくて
なにも知らないままでいたくって
人に流されて自分はなくて
心もどこかに忘れたみたいで
僕らはいなくても変わらなくて
諦めだけが心地よくなって
でもそれじゃずっと僕は死んだままだ

ただただ
笑って怒って泣いて喜んで
それでも二人で生きていたかった
世界の被害者になんて
金をつまれてもなってやるもんか
奪って憎んで叫んで迷って
足掻いて足掻いて生きていたかったよ
それだけの

幸せなんてずっと知りたくなくて
それでもあなたは心に触れて
悲しい世界にも愛があって
夢みたいな日々が恋しくなって
私は救いなどいらなくって
あなたとあの月に手を伸ばして
叶うならずっと私は死んだままでいたかった

ただただ
笑って怒って泣いて喜んで
それでもあなたに生きてほしかった
世界に苛まれたって
あなたの噺を信じていたんだ
歌って描いて作って壊して
足掻いて足掻いて何になるのだろ
それだけは言わないでよ

笑って怒って泣いて喜んで
このまま二人で生きていたかった
何度でも名前を叫んで
あの月の花に届くその日まで
笑って笑って笑って笑って
笑って笑って生きていたかったよ
それだけのお伽花紙だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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生きていたかった/歌詞

閲覧数:17

投稿日:2024/05/14 12:51:04

文字数:605文字

カテゴリ:歌詞

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