南海の街へと 風の連れた御伽(おとぎ)は 黒い猫の噺(はなし)さ
信じずとも良い

行方知れず 手負いの野良のように
途方に暮れて 西へ行くならいと 夕陽を見てた

銀の鈴に触れたら 輪廻変えられるらしい
未来予想を垣間見て
しかと知って 嫌と泣いて
やっと好きになれる

もしも変わるのならと 何もかも済し崩して
無垢な侭で 恋願う乙女よ
何処へ行くの?
外へ行くの
この目で見たいの


半開の電車に飛び乗ったら南へ 間も無く出発(ゆ)く
憂いはここでお別れだ

君があの日手折った 教会の裏の椿が
坂道の向うの夕陽みたいで

好きになるだけのこと
臆病ゆえに出来ない 乙女を猫が見ていた
花は散って にゃあと鳴いて
やっと好きになれる


銀の鈴に触れたら 輪廻変えられるらしい
未来予想を垣間見た
しかと猫は にゃあと鳴いて
やっと好きと言える

もしも叶うのならと 何もかも済し崩して
無垢な侭で 希う乙女よ
何処へ行くの?
外へ行くの
この目で見たいの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

猫と椿と恋の路

もふてゐさんの曲宛てに
http://piapro.jp/t/GB09

それではお洒落でモダンな雰囲気の曲と歌詞応募の機会をくださったもふてゐさん
ありがとうございました!!!

閲覧数:148

投稿日:2011/10/19 23:39:36

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました