昼下がり目覚め
目蓋擦る
君からの起こす電話はない
仕方無くシャツを着て
寝起き面で歩く
時計が進むだけの春の日

街は笑い
浮かれ騒ぎ
横を過ぎて行く
まるで一人季節遅れ
付いていけないさ

人通り抜けたテラス
見慣れた色の席
何か随分久しぶりだ
やけに広い空

君に伝えなきゃ
いけない事や
時を巻き戻す言葉ないか
そんな事考えて
答えなんか見えない
溜息湯気をゆらす春の日

この世の中
男たちは
春が来たならば
桜を見て肩を抱(いだ)き
愛を誓うのか

いつの日か君は不意に
寂しそうな声で
「心より言葉欲しい」
涙拭いたよな

たとえ歪でも
俺はいつも
君の幸せを探していた
当然の事を全部
口になんかするか?
途方に暮れて眠る春の日

嗚呼
微睡み醒めて全て夢なら

変わりない日々を
一つ一つ
大事にしてたら未来見れた
後悔はありありさ
君がいないだけで
景色が褪せて消える春の日

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

春眠とカフェテラス

うあじゃ様の曲に歌詞を書かせて頂きました。別れを告げられた男性の春、という内容にしています。イメージと合わなかったら、申し訳ございません。
タイトル、歌詞、修正点ございましたら、ご連絡頂けると幸いです。

閲覧数:140

投稿日:2018/04/03 08:39:12

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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