無個性パレットに
どんな色を混ぜても
歪な殻からは
抜け出せないんだ

赤紫色 この夕空に
零す 絵の具を ぬぐろうとしても
飽和されて 無色化する
嗚咽も聞こえず この体ごと

そうさ 僕がいない世界
それでも 廻り続ける
幸か不幸かわからないけれど 連綿と
ゆらり 面影だけ残し
消えてしまうような
そんな 感覚の中で
その声を待っている

白紙の キャンパスに
普遍的な輪郭を
掠れた 僕の色
見事に表す

群青色の この星空
描く願いは 滲みだしてる
飾られた 輝きたちの
影に隠れては
さめざめと泣き

「理想」それはあまりに遠く
僕の視野から抜け落ち
一般論製造機の僕は何がしたい?
ふわりと 歌声だけ残し
欠落するような
そんな 感覚の中
その声を 待っている

そして
ここは 僕がいない世界
それでも 廻り続ける
幸か不幸かわからないけれど 連綿と
ふわりと 歌声だけ残し
消えて いなくなる前に
声をずっと待っている
「僕の名前を呼んで…」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

◆Call me

neXus様のhttp://piapro.jp/t/rOscへの応募です。

テーマは「個性、自分だけが持つ価値」です。
文字数調整や歌詞変更も可能ですので、何かあればお申し付けください。

閲覧数:210

投稿日:2016/04/11 23:17:21

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました