窓の外の景色を見ながら
物思いに耽る君を覗き込む
年月が経つのはあっという間で
それでも垣間見える いつもの癖

緩むことない速度 変わってゆく形
空いた穴もいつか 満たされるでしょう

その現在が幸せだったら
私は忘れ去られても構わない
この歌が届かないとしても
私は旅立つ君の未来に ただ祈る

大人になる君を見上げては
熱に浸ったあの日々 ふと思い出す
このちっぽけな背は伸びないまま
別れの時は 静かに過ぎていた

寂しくないよと言えば 嘘になるけれど
「本当」なんてもう言えないよ
決めたことでしょう

その現在が幸せだったら
私は見えない存在でも構わない
この歌を記録して残すよ
私はいつか君とまた出会いたい
誰も想像し得ない世界で

激しく揺れる青春の日に
僕は掴んだ 君の透き通る手を
間違いじゃないと 今気づいたよ
僕が君と 出会えた全てが……

激しく揺れる青春の日に
私は掴んだ 君の震えている手を
間違いじゃないと 知れてよかった
私が君と 出会えた全てが……

泣いても良いんだよ ここにちゃんといるよ
私はずっと君のそばにいるから
この歌といつでも待っているよ
私は旅立つ君の未来を願う!
進め!
進め!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

祈り(あるいは抒情詩)

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投稿日:2023/10/25 21:55:38

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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