萎れそうなアイリスの 君が触れた花弁よ
遅咲きの粋な彩り 透き通り ほら拡がる
いつしかの一輪は
戸惑いに震えて
溢るほどに水を撒いて枯らした
追憶とモノ・ゴシップ 巡り往く季節ごと 捲れて
ひとひら 感情は綻ぶ
君のこと……
これ以上はゴシップ
未だ枯れぬアイリスの 君が触れた花弁は
色付くたびに揺らいで もう今にも落ちそう
曖昧と微睡みを
優しく起こしたら
会いたいって言いたい 胸の騒ぎ 白日へ
つい僕はデイトリップ らしくない青写真 拡げて
鏡に映るのはリアリテイ
なんだかなあ…… 言い訳のラッシュアワー
真昼の太陽に恋をしてるよ 窓越しに
こんなふうに
嗚呼…… 触れられたら
後悔さえ抱いて 君を
追憶はノン・ストップ でも君が触れるなら ここまで
戻れない 止まらない それでいい
君のこと……
それだけが夜を明かす
追憶とモノ・ゴシップ
巡り逝く季節でも それでも
君が好き
Maybe you don't know
どうか今だけ 今はこのまま
気付かずにいさせてと
君を見てた Ah...
追憶とモノ・ゴシップ【♪】
追憶と恋の綻びに揺れても、今は君を。
ぽてゅいさんの楽曲に宛てて、書きました。
テーマ番号②のほうです。
・アイリスの花言葉である「恋のメッセージ」を、君にまつわる「ゴシップ」に重ねました。
・遅咲きの恋、夜のイメージで書きました。
これまでの恋愛を拭いきれずに「好き」を曖昧にしたくなるけれど、心がそれを許してくれないイメージ。
比喩的な表現や、情景に気持ちを重ねる表現が多いです。
・対にしていますが、歌詞の内容自体は繋がりはないので、片方だけでの採用でも大丈夫にしてあります。言い回しの構成や韻を踏む場所をそろえていたり、Cメロを対にしたりしています。
あとは、あちらの2番Bメロの冒頭と、こちらの2番Bメロ冒頭で踏んでいたり、「君が好き」と「君のこと」の箇所が逆になっていたりします。
・冒頭の水の音は「花にあげる水」をイメージしました。
■読みの補足
・花弁:かべん
・粋:すい
・夜頃:よごろ
・二番Bメロの「胸が騒ぎ 白日へ」の箇所が、らららより一文字多いです。採用された場合に、調整が難しそうであればご相談ください!
■意味の補足
・モノ:単一の、一つの
・ゴシップ:うわさばなし
・デイトリップ:直訳は日帰り旅行ですが、妄想的な意味合いで使っています。
0506追記:歌詞の改定に合わせて、こちらのテキストも変更しました!
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