「Last Flower」

背伸びした幼い影法師
あと少しで届きそうなのに

もっと・・・　そう、もっと素直でいれば
きっとずっとそばにいてくれた

さよならだなんて　言えずにお別れした
手を握りながら　泣かないでと約束してたね
だけど涙こぼれてくるよ
がまんすると決めたのに

追いかけたのは大きな背中
腕の中で眠るのは私
追い越したのは小さな背中
私の中で静かに寝てる

ずっと・・・　もう、ずっと一緒にいたけど
きっともっと話したかったよね

ありがとうだなんて　言うのが遅すぎるね
いつも話してた　忘れないで　笑顔でいること
ちゃんとえくぼできているかな
いつもよりも笑顔だよ

思えばいつでも優しい笑顔で
泣き顔なんか見せなくて
いつでも私が一番だという
いつまでも

だから　だから　今だけは泣かせてね
ごめん　ごめん　まださみしいよ

「あいしてる」そえて　きれいな花贈るね
さよならだなんて　何があっても言わないよ
ありがとうも　言えずにお別れした
手を握りながら　泣かないでと　約束してたね
だけど涙こぼれてくるよ
今も私泣き虫だったよ
こんな時は叱ってほしいな
最後だからありがとう

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「Last Flower」

せのびしたおさないかげぼうし
あとすこしでとどきそうなのに

（もっ)と(そう)(もっ)とすなおでいれば
(きっ)と(ずっ)とそばにいてくれた

さよならだなんて　いえずにおわかれした
てをにぎりながら　なかないでと　やくそくしてたね
だけどなみだこぼれてくるよ
がまんするときめたのに

おいかけたのはおおきなせなか
うでのなかでねむるのはわたし
おいこしたのはちいさなせなか
わたしのなかでしずかにねてる

(ずっ)と(もう)（ずっ)といっしょにいたけど
（きっ）と（もっ）とはなしたかったよね

ありが(とう)だなんて　いうのがおそすぎるね
いつもはなしてた　わすれないで　えがおでいること
(ちゃ)んとえくぼできているかな
いつもよりもえがおだよ

おもえばいつでもやさしいえがおで
なきがおなんかみせなくて
いつでもわたしがいちばんだという
いつまでも

だから　だから　いまだけはなかせてね
ごめん　ごめん　まださみしいよ

あいしてるそえて　きれいなはなおくるね
さよならだなんて　なにが(あっ)てもいわないよ
ありがとうも　いえずにおわかれした
てをにぎりながら　なかないでと　やくそくしてたね
だけどなみだこぼれてくるよ
いまもわたしなきむし（だっ）たよ
こんなときはし(かっ）てほしいな
さいごだからありがとう