落ちてくるのは
落ちてきたのは
青い丸だった
丸は白い壁に
刹那の水玉を作りながら落ちる
落ちる
寄せるさざ波よ
どうかお願いだから
私の足をさらわないで
まだあの丸の正体掴めてないの
あれはなあに?
あれは何なの?
あの青い丸は一体何者なの?
丸に向かって伸ばした私の手も
虚しく宙を掻き
落下する丸の真実は明かされぬまま
空の雲はゆったり流れてく
船は汽笛を鳴らし去って行く
私の手は空っぽのまま
男の子が落とす
ぽつりぽつり落とす
青い丸を落とす
心の壁にいっぱい
水玉を作りながら
風よどうか
私の髪をいじっていかないで
彼を見てたいの
彼の傍らに座り
青い丸を落とすのを見ていたいの
私青い丸が何か分かったわ
あれは彼なのね
彼の涙なのね
彼が流し続けてる涙
外からは決して見えない
心に負った傷から出る透ける涙
何があったのかは知らないけれど
重荷を私も背負ってあげる
私は彼に歩み寄り
朝露に光る花
雨上がりの道の水たまり
そんなものに
見守られながら
彼に向かって手を
伸ばす
そして
私達は顔を寄せ合いキスをした
彼の冷たい唇に赤み差す
ねえこんなことで救えるなら
いつだってそばにいるから
いつだってあなたを温めてあげるから
だから青い丸を落とすのはやめて
傷をこれ以上えぐらないで
また唇を重ねた
(ひらがな)
おちてくるのは
おちてきたのは
あおいまるだった
まるはしろいかべに
せつなのみずたまをつくりながらおちる
おちる
よせるさざなみよ
どうかおねがいだから
わたしのあしをさらわないで
まだあのまるのしょうたいつかめてないの
あれはなあに?
あれはなんなの?
あのあおいまるはいったいなにものなの?
まるにむかってのばしたわたしのても
むなしくちゅうをかき
らっかするまるのしんじつはあかされぬまま
そらのくもはゆったりながれてく
ふねはきてきをならしさっていく
わたしのてはからっぽのまま
おとこのこがおとす
ぽつりぽつりおとす
あおいまるをおとす
こころのかべにいっぱい
みずたまをつくりながら
かぜよどうか
わたしのかみをいじっていかないで
かれをみてたいの
かれのかたわらにすわり
あおいまるをおとすのをみていたいの
わたしあおいまるがなにかわかったわ
あれはかれなのね
かれのなみだなのね
かれがながしつづけてるなみだ
そとからはけっしてみえない
こころにおったきずからでるすけるなみだ
なにがあったのかはしらないけれど
おもにをわたしもせおってあげる
わたしはかれにあゆみより
あさつゆにひかるはな
あめあがりのみちのみずたまり
そんなものに
みまもられながら
かれにむかっててを
のばす
そして
わたしたちはかおをよせあいきすをした
かれのつめたいくちびるにあかみさす
ねえこんなことですくえるなら
いつだってそばにいるから
いつだってあなたをあたためてあげるから
だからあおいまるをおとすのはやめて
きずをこれいじょうえぐらないで
またくちびるをかさねた
青い丸
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