あわぶく吐く底、わだかまる吐息
融けて積み…崩れ重いわ
おとがいを締めつけ

澱んで濁るふるりと湧く波
喧噪が残光
霞んで知らず白む指の跡
誰のものだったか

喘いでるの、
中身もないうつろに依り
叫びたく、…嘔吐
わめく形だけ


きらめき果てては
足ばかり肥えて
腐り墜つ…付和にゆられて
ねじ切れるいとの尾

数だけ増やし凝り固まる殻、
…に似たもの無意味に
あぶれた本音の行き場はなく濡れ
逝きて立ち消える

孕んでは
握り潰す夜明けの時刻
「またダメ」目覚め
…病めもしないのね、


もしも、耳も無く見ることもせで…息を止めて
静かに沈んでいる
殻の檻に隠れたら(こもれたら)と、望み煩う

自分で潰すほどの意志もなく
傷すらも抱えず
身を投げた…いだけの自傷に似てる
そんな、自慰行為

萎えた舌で
投げつけるつもりでつくの
泡末の、嘘を
また、澱み、ゆらぐ


悶え
…落ち込んでは
また見上げ、昇るあわ
…リフレイン?
乱反射に巡るおり

すべき
息を止めて
また、深く…声を上げる

産声…に似た
サヨナラ、をね

歩み寄り
…ふらついた

…どうこくを…



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【むっつぁん作曲】有識貝楼【歌詞応募】

むっつぁんに叩きつける挑戦状なり。

http://piapro.jp/t/ws0A

テーマは「自分への罪悪感」
できないこと、諦めてること、望みすらしない事々。停滞する自分の嘆き、悲しさ、圧迫感。限りなくマイナスだけれど、だからといって振り切れない中途半端な理性を持つ自分の息苦しさを表わ…せてたらいいなぁ。

イメージは海底であぶくを吐き続ける二枚貝。「貝楼」は検索してみてね。
「水」「涙」「青」を使わず、かつ視覚的にも深海の色と昇る呼吸を出したかった。


うん、まぁまんぞく。自由過ぎるぞ私!
(‘Д‘⊂彡☆))Д')パーン 

前バージョンでかな表記です。…我ながらかなミスってそうな気がする、よ…

閲覧数:291

投稿日:2012/05/22 00:52:18

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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