空から見たらちっぽけだった
夢とか見なきゃわかんなかった
爛れるようにただただ熱く
額を窓に押しつけていた
考えてたより 軽いカバン
引きずって歩くよ
なにがたりないの なにがいけないの
私のどこがきらいなの
まっすぐ見つめて ひたすら書いてた
いますぐ返してよ
デイジー、愛車なくなっていた
一晩あればじゅうぶんだった
白紙の彼方ひかりは遠く
ひとりの路頭で途方にくれた
考えてたより 先は長い
立ち止まる夏の日
子どもみたいなの おとなじゃないの
白線の上にこぼれてく
なんとか笑って なんてことないって
言えない今日だけは
音楽が鳴りやんで
私は顔上げて店内を見回す
首筋を流れてく
「嘘でしょ」飲み込んでそれでも生きてくの
なにがたりないの なにがいけないの
私のどこがきらいなの
まっすぐ見つめて ひたすら書いてた
いますぐ返してよ
子どもみたいなの おとなじゃないの
白線の上にこぼれてく
なんとか笑って なんてことないって
言えない今日だけは
明日はもう来ない
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