最後の言葉が言えないなら
一緒に夕日でも見ていようか

着飾った自分が愛おしくてさ
出鱈目な夢ばかり見ていた

思い出の中で浮かぶ君の笑み
走馬灯として目の前に広がった
あの日みたいな顔はもう見れない

さよならの意味を知る

群青色 染まるような
気持ちに幕下ろす
とめどなく溢れる何かで 溺れそうだ

一緒にいよう 約束
口だけの存在証明
言葉の綾 交わらない手と手


理想とかけ離れた現実に
少し溜め息を吐いたんだ

狂いそうな程酷いこの世界の
柵(しがらみ)だけ切り取ってさ


温もりが冷めた頃には
雨になってこの身に降りかかるから
もう何も考えなくていいんだね

無情にも時は過ぎる

群青の目 涙と
寒空の雲の色
心を映し出す
伸びる影に手を伸ばす 届かないのに

また明日って 言えないな
錆び付いた心は
深く軋む音を立てて 開かないから

乾いた身体に 信憑など無くて
套ねた想いは 単色に変わる
褪せた何かが 声を上げ 散った

群青色 染まった 今此処で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

群青色

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投稿日:2018/09/12 01:13:39

文字数:439文字

カテゴリ:歌詞

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