重く重く この体内に沈殿していくのは 飲み込まれた無数の棘
伝えたい 伝わらない 今日も諦めた僕が僕の口を塞いでいく

もう嫌だよ 塞がる呼吸が

苦しくて 切なくて 僕は吐き出すようにコトバを撒いた



ただ排泄するために散った思いは泥に塗れて でも
そんな汚い僕の欠片を歌うのは君の声だった





言い出せないままに堆積した 心の欠片は 硬く乾いて
からからになった それを蘇らせるのは染み込む歌声

白くなるほど 握った指先に

重なった 君の音 「大丈夫、歌(ワタシ)ハ ココニ 在(イ)ルヨ」



擦り切れた言葉を拾い集めて 君に歌を作ってみた
僕が大声で叫ぶ想いで 君が笑って歌える歌を

僕の胸を塞ぐ言葉は 君のその声で歌に変わった
届くかな 響くかな この歌は誰かを笑わせられるかな





世の中って割とどうにもならないことばっかりなんだよ
だって僕が窒息しそうな今も 地球は回るし 花は枯れるし 涙は勝手に溢れてくる





吐き出した言葉を拾い集めて
 
 君が僕のために歌を歌うよ

僕が君のために心を紡いだ
 
 歌を誰かがどこかで歌うよ









 届くかな

 響くかな

 君に








ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

無題

とりあえず私が吐き出したかっただけです。代表でミクにしたけどボカロならどの子とでも良いかも。

閲覧数:79

投稿日:2008/08/13 23:40:51

文字数:524文字

カテゴリ:歌詞

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