朝日は夜に昨日を焼いて 今日を編み上げていく
独り佇む冷たい部屋で 風が囁くの

忘れることを忘れないでと 繋がれた記憶は
箱に閉じ込め鍵をかけるよ 失くさないように

絡めていた小指をほどいたのは
訪れない明日を見ないために
手のひらから零れていく
きみが吐いた哀しい嘘

手折った花は穏やかに揺れ 涙をのみ込んで
誰に知られることもないまま 土に還るから

雨が奏でたふたりの時は どこにも届かない
祈りを抱いて消えていくこと 気付いていたけど

離れないと思った薬指は
積み重ねた心と剥がれ落ちた
冷たく降る消えてく夢
きみが吐いた優しい嘘

泣いていいよ 今だけ 雨に隠れ
涙拭いて 晴れたらサヨナラ

忘れていい、何もかも。果敢無い夢
消えてく明日 きみが吐くひとつの嘘

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

きみが吐いた嘘

Vaderさんに曲を付けて頂きました!http://www.nicovideo.jp/watch/sm24478862

閲覧数:779

投稿日:2014/09/16 09:44:41

文字数:340文字

カテゴリ:歌詞

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