投稿作品13作品
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夕焼け 染まる教室
暗号 書き写しながら
机の 上にのびてた
輪郭 こっそりなぞった
他愛ないことを 話しては
はしゃいでる君が 好きで
でも一度だって そんなこと
君に言えないよ
君といた 君といた時間は
瞬く間に過ぎ去って...茜空に願う想いを。
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LittleSpoon Latte
music:ニシジマユーキ
Lyric:ことこ
お気に入りの服 甘い香水 ほんの少しの 怠惰を混ぜて
揺れる呼吸音 微かなノイズ 紛れ隠れて ため息ひとつ
優しさはいつも アイリス色で ふわり 泡沫滲んで沁みる
はじき出した声が 溢れて溶けだして まだ明けきらない...LittleSpoon Latte
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静かな夜半(やはん)に 君の手に引かれて
月明かり頼り 探した秘密の音(ね)
星降る空歌 耳を澄ますフリで
君の歌ばかり 耳に焼き付けてた
絵本の世界 届かないけど
目を閉じたなら 流星が零れて
星に願いを 叶わぬ夢も
夜に隠して 夢においていく
手足伸びるごと 遠ざかる手のひら
必死に繋いでた 面...空歌と星の絵本
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<1番>
平日どおりに鳴った目覚まし
窓の外から優しいー日差し
あくびをしながら窓を開けば
空が呼んでいる
お気に入りの白 羽に纏って
首にリボンを 可愛く巻いたら
この部屋飛び出し 青い空へと
お散歩行きましょ!
ふわふわり 甘い風に乗り どこへゆく?...SKY DRIVE(仮)
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ミクさん
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3. 愚かなる願い
一日に少しずつしか進んでいなかった塀も、新しいが魔法が完成してからは一気に進んだ。自分の身長ぶんしか積み上げられなかったレンガも、倍以上の高さにまで伸ばすことができた。
そうして完成したのは、扉などない、高い高い塀。
塀が完成してからも、ミクは庭の改良のために昼間は基本的に...The Beast. 3. 愚かなる願い
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Aメロ
星空が 大地に一番近い日
重たい体を脱ぎ捨て ダイブする
Bメロ
この手伸ばす 先に待つのは 夜世界
無重力の海を泳ぎ 向かうはどこ?
サビ
月と星達が くるり踊りだす
ロンドに合わせて 私も踊るわ
Aメロ...空の落ちる日 【歌詞採用】
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淀みなく 移ろいて
くるりらと 時間(とき)は進む
巡りゆく 生命(いのち)の環(わ)
見つめる僕たち
環の外側 喚ぶ声を待つ
メリーゴーランドに乗って廻る日を
光る 生命
望まれて生まれる来世
僕ら その腕の中 どうか愛して
真っ白に 忘れゆき...メリーゴーランド 【歌詞採用】
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【1番】
駆け抜けていく 風はどこに向かうの?
私追い越し 知らない世界へ
羨ましいな 見たことの無い場所へ
私もいつか 行ってみたいけど
鈍(なまく)らな足 踏み出せなくて 躊躇(ためら)うばかり
空想の中 ならば 何も怖い物は無いけど
翼なんて 無意味だよ 飛ぼうとさえ しない
そんな自分(わた...On the ground 【歌詞採用】
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■1番
空から 零れる雫と
共に 一人 雨粒を落として
雨だれ 視界を閉ざして
溶ける ように 滲む
「ねぇ 君はどこ?」
問いかけは 地に落ちて
まだ 動けずに
慰める 雨と泣く
■2番...雫 【歌詞採用】
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2. 繰り返される日々と
満月の晩。己の醜さと引き換えに手に入れたのは、美しい姿と永遠にも等しき生。
そして彼女は、「人」を捨てた。
「……今日のは、どうかな」
ぽつりと呟いて、バケツに入れた土を見る。昨晩、調合室に引きこもって作製し、明け方にやっと完成した赤茶色の土は、昨日までとはがらりと配...The Beast. 2. 繰り返される日々と
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1. お伽噺を求めて
『 』
耳の奥で反響する声。それは、何度も何度も言われ続けてきた4文字の言葉。
どこからともなく聞こえた声を無視しながら、天井まで至る巨大な本棚から一冊の本を抜き出して、たっぷりと被っていた埃を払った。舞い上がったそれに咳き込んで、思わず涙目になる。
本棚に立てかけ...The Beast. 1. お伽噺を求めて
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肌を差す風 思い出が巡る
あの日 君の 赤い指先
灰色の雲 雪が降りだした
あの日 君を 包んでた白
遠い日の 君の背に
僕はまた 手を伸ばしたけれど
この指は 空を掻(か)く
あぁ 触れられない
まっさらな雪 僕の上に降り
君の声 頭に響く...clear snow 【歌詞採用】