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文学的な歌詞を書きます、榎下アキです 依頼を受け付けてます。 Xも見てください。 絡んでくれるとすごく喜びます。
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薬を飲んで 浮いている僕は
黄色い信号 鮮明に見た
このままじゃ 駄目になると
どうしても 抗えないと
そんなの知っているけど 僕は侵されてみたい
僕は心をたべた 誰かに挨拶をして
僕は心をたべた カーテンと夜を飲んだ
僕は心をたべた 電話をかけるのやめて
僕は心をたべた 切り分けた想いは何処
薬を...黄色いナイフ
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枯れ葉が舞い落ちた。
しゃがみ込んで拾い上げた。
湿り気に指が沈む。
心を掠めて手を離した。
土埃が舞った。
避ける気力もないままで、
嫌な感覚の中に。
生きていることは同じだった。
知らない人の見た景色を見て、
同じように泣きたくて。...雲と玉の緒
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踊り場に腰をかけ ひとりきりの夜になれ。
言葉は黒いまま溶けて くしゃみになって沈んだ。
過ぎてく電車の風 吐息が落ち着かなくて。
ホームの端に追いやって 座り込めば立てないや。
ひとの流れが途切れて 散る電灯の光
声を忘れてしまって 俯けばまだ平気
僕の思うことが全部 言葉になればいいのに。
絡ま...ノゾムヨル
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食器の音が嫌い ぶつかる心、金属音
ナイフが酷く嫌い この胸が抉られそうだ
食べるのは好きじゃない 口から心、吐き出したい
水は眺めるだけ 注ぐまでがいい
寝る前、薬を飲んだ 変わらず眠れないまま
金属よりやさしい 心が溶けて溜まっていく
絵本の色は好き 褪せたページに溺れたい
白い記憶のきみ どこ...I LOVE YOU
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夏果てのこんな夜は きみを思い出すよ
セピア色の夏の日に 光っていた日々と
ビルに隠れた星のように 大人になった僕らは
どこか遠くの光に 紛れてしまってる
たった一歩で躓いて 何回目の夏だろう
きみのあの約束だって きっと僕じゃなかった
好きだったのにな、きみのこと まだ忘れられないの
僕はぜんぶ憶...夏果て