紅星はる

令和の時代に 悪魔の企み
バブル老害 レトロ懐古厨
浅ましい
昭和歌謡は 聴く麻薬
精神支配 振り解き
理論勝者へと 今こそ覚醒
あーああ あああ
あーああ 紅星はる
愛欲・煩悩・観念 遮断し
救世主(メシア)となりて 裁きを下す...

幼き頃から 悪童で
煩い奴等に ヤキ入れた
蒼き季節 独り彷徨い
僕の居場所は
「ここ」ではないと 気が付いた
夜の闇を突き抜け
永遠(とわ)の光を求め
今駆けてゆく
この脚で
道無き未知へ...

聖なる瞳が映し出す
彩り溢れる理想郷(ユートピア)
森と湖に囲まれて
永遠(とわ)の祈り捧ぐ Black Rose Chateau
悪意と悲劇に血塗られた
舞台の幕開け
黒い薔薇の甘き誘いで 君が踏み入るロマネスク
黒い薔薇の甘き誘いは 闇の園への招待状
夜天に煌めく紅星は
魔界へ繋がる道標...

鮮やかな虹の様に 景色煌めいていた
過ぎ去りし浅き夢 モノクロの世界
夕映えの校庭 駆ける君の姿が
独りきりの緑夜に ふと甦る
五月雨初恋道 「愛」を伝えられず
硝子細工の心 取り戻したい あの頃
答えなど出せぬまま 汚れた胸の奥に
淋しさが押し寄せる セピアの街並み
二度とは帰らない 若かりし遠き...

月が真実を照らし出し
紅(あか)き星が水面に浮かび
逃れられぬ運命(さだめ)を告げる
卑劣な策に欺かれて
信じた者達に裏切られ
祖国(くに)を追われ北へと走る
募る憎悪 滾る復讐心
その中で君と廻り逢った
汚れ知らぬ幼き瞳を
この剣(つるぎ)で永遠(とわ)に守り抜く...

紅星光る 遥かな夜天(そら)で
孤独な騎士が 演じる戯曲(オペラ)
届かぬ祈り 刃に秘めて
闇のカルマ背負いし 復讐者
運命(さだめ)に逆らえず 栄華は儚く消え
堕ちゆく悲劇の 輪廻(スパイラル)
戻りたくて 戻れなくて
黒薔薇聖書よ永遠に
汚れを知らぬ 少女の様に
時代は変わり 流れる追復曲(カノ...

生まれた命なら 帝國(くに)の為に投げ捨てよ
それが価値無き 人間(ひと)の役目だ
破壊と殺戮で 新世界を創るのだ
銀の翼で 突撃せよ
黒き薔薇に 誓い立て
忠誠と 覚悟を示せ
裁きの業火で 焼き払え
最前線を 地獄に変えろ
紅き星の下 いざ進め
血の雨が 舞い散る戦場へ...