四六時 優

どうせ月など見えなくなったんだ / 可不

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四六時 優です。

『貴方が笑ってるならそれでいいから』

♢曲・詞・動画
四六時 優
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♢イラスト
CieL@_nya_xoxo様にお借りしました。

♢歌詞
独りに慣れなくて
街を駆って初めて知った
都会の喧騒が僕は嫌いだ

あの雲を目指して
息を吐いてようやく知った
ここには雨雲が来てるみたいだ

嗚呼丸い風船に
月という名前を付けた
光が足りないようなら
僕が照らしてあげる

どうせ月など見えなくなったんだ
僕の声も掠れてしまったんだ
君の声を忘れてしまった
紙に書いた言葉に縋った

また月など見えなくなったんだ
君の言葉も消えてしまったんだ
星の中を探しても君はいなくて悟った
朝焼けを眺める前に眠った


瞳が掠れ始めていた
それがやけに心地良かった
忘れたい事ばかりなんだ
多分これで良いんだ

思い出を少し捨てて
湖と手袋と寝顔と
日傘もどこかに隠した
涙が出た


いつか、いつか見せておくれ
貴方が笑ってるならそれでいいから
いつか、いつか湖を越えて
生きれるなら

星の中を探しても君はいなくて
朝焼けは少しだけ綺麗だ

月など見えなくなったんだ
君の影に見蕩れて透過した
星の数は無数にあって
どれも美しかった

どうせ月など見えなくなったんだ
君の言葉は忘れないでいた
月明かりは今でもこの部屋に差し込んでいた
朝焼けを眺める前に眠った

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