ボカロに限らず音楽に関するいろいろを勉強中。 まさかただの詞格納庫にしているとか… そんなことはあるかもしれない。 あまり堅苦しく考えず思いついた感じで書いていくスタイルです。 初期タグ未設定、タイトル無は仕様。 ボカロの域にとらわれず、 自由でのびやかな発想で綴っていきたいと思っています。 現在は作曲に没頭中。 オケをまとめられるセンスと心臓がほしい今日この頃。
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あかつきを封じて 歩き続ける道
あの子
雨の残り香が鬱陶しくて
うつむくこともできないでいる
これからを信じて 季節を変えた意味
今は
ただその背中を見つめていたい
答えを探せたなら教えて
落ちつきはらった景色
いつも通りに流れる人...33
-
うっすらとついた跡は 誰にも見えない
揺れている陽炎みたいに
そこに映せもしない
単純なことに 辿り着くために随分
浅い計算を繰り返していた
単純なことを 複雑にしていたのはただ
浅い私の願い事だ
だから今日は
きっと静かに眠れる
なにより穏やかな風の揺らぎ...32
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治まらない耳鳴りみたい
不安定な天候 今の現状
傷だらけの指先で
それでも触れたいものがある
どうかその鼓動を止めないで
確かにそこにあると
私に知らしめて
そしたらこの手を伸ばせるから
反響も共鳴も
近しい意味をもっている...31
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突然止んだ雨に 疑惑が浮き上がる
最近よく聴いてる曲のせいかもしれない
遠くで鳴る過去が 頭の中汚-ヨゴ-染してく
目を瞑ることでしかそれを止める術がない
不器用なことは昔から知ってる
呼んで
こんなにもって泣いて
それは言い訳だって気付いて
すがって
愛したいと願って...30
-
冷たい風に曝せ
白く透明に近づける
どぎつい仮面剥いで
誘惑の唇を結べ
君でしかない場所に
ステップ
足音を殺さず
強気なほどに
ダンス
踊るよりも...29
-
ひいてゆく雲に
後ずさる記憶
どうしたら取り戻せるの
きらきらしたもの
あなたにと
差し出したのに
突き抜ける風が
残してた余韻
どうしたら取り戻せるの
きらきらしたもの...28(未完)
-
朝焼けが包むこの道を
初めて目にしたよ
夕空に似てて 少し違う
せつなくもかなしくもならない
穏やか、という名の景色
信号の点滅は弱く
ただただ 走る姿見送る
風が凪いで
手をとってでかけよう
歩きなれた靴はき...あかつき
-
ソナタ
-
あなたが囁く愛の言葉は
わびしいだけのソナタ...
あともうわずかな時間
どうしてすごせばいいんだろう
未来に打ち出すはずの
青写真はただの空想に消えてく
間違いだらけの
ひとつひとつを指折りながら
あなたが囁く愛の言葉は
今でも心に響いてくるけれど...ソナタ
-
欠けていく 下弦が切ない
三日月と違うと気付かない あなた
モノローグの続きを求めていた
勝手が違うと気が付いた わたし
最初から少し移調していただけ
そう ほんの少し
些細なできごとは
いつか大きなものを変え
誰かに選択を迫る
鳴り止まない...1月9日
-
移り気なんかじゃないの
君がそう染めただけ
似会う かわいい と言うから
淡いピンク纏ったんだ
移り気なんかじゃないの
君がそう染めただけ
さめざめ泣くな と言うから
冷えて青くなるんだよ
雨が土をたたき
足場が悪くなれば...27
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flashback
-
午前6時の暗闇に
顔を覆う手凍えて
足跡ひとつついてない
白い世界は綺麗だ
ただそれだけ思った
それ以外はショート
憂鬱気味な朝焼けは
枯れ木の雪に光当て
誰も目に留めたりしない
精神世界の神秘だ...26
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セッティングする背中 何もできず
ただ私はコードを手繰る
広くはない箱の中で 呼吸
この場所が今夜 ステージ
タイミング計り
最良を探す
それぞれが
自分の居場所を
示してくる
ふわふわと...25(未完)
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鋭い空気 手足を貫く
思わず身構えた
無駄に眩しい月を睨んで
夜の曇り空仰ぐ
明日くる きっとくる
そうやって
枯れたまま次の風を待つ
その時間は何より淋しいから
凍えそうな季節も
色づけると知って...24
-
その両手でしがみつくもの放せば
世界は楽に回るかも
鎖はない方がいいよ
迎え入れる僕と送り出す僕は
きっと別人だろうから
心して進むがいいよ
噛みつかれないように 慎重なガード
門はすぐ目の前さ 走ってみるかい
遊びなら得意だよ
火傷するくらいが丁度いい...23