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A)「本当に仕方のない人」
　君がつぶやく土曜のファミレス
　コーヒーをすすりながら
　目線はいつもの×××
　「知らない番号・・・」
　ほら、またそうやって
　僕が不安になる材料を
　引っ張り出しては
　思いつきの誘惑
B)お姫様なんだろう...

A)ちょっと歪む
　熱い線路の上
　病んでる君の涙が
　すごく可愛い
　なんてね、なんてね
　困らせたい訳じゃないのよ
　ちょっと怒ってくれたら
　満足なの
B)嗚呼、躊躇い傷ばっかり
　私の青春に残った...

A)真っ暗な一人ぼっちの
　冷たい夜のお話
　愛が欲しい私がいました
　声を聴きたい人がいました
　届かない言葉がありました
　私はそれを夢だと悟りました
B)考えてみてよ
　ほら誰かに言うことなんて
　出来ない出来ない
　慣れないあの道...

A)終わらない夢を見ていた
　どうしてこうなるの
　昇る太陽に吐き気がした
　さようならって
　何度も手をふった
　あの道すら
　汚してしまいたいよ
B)苦しくて口を塞いだ
　叫んだって聴こえないから
　本音を投げつけるの...

A)じりじり
　溶けちゃうよ
　続く線路をただ
　ぼーっと眺めてた
　いつもの時刻
　いつもの電車
　なんとなくの
　焦燥感
　じりじり
　耳元が苦しい...

A)指折り数えた願い夜の
　なんで、だって
　私が悪いみたい
　黒の世界を飛ぶ光
　予防線の準備、の準備
B)君の手を握った
　焦がれたい
　何かあったら満足
　何か、何か1つ
　それさえ探せるの？...

A)嫌になるでしょ？
　知らない知らない
　そう言ってしまえば
　免れる
　きらいきらい
　努力もしないで羨む
　私この世界に
　手を伸ばす
B)少し可愛い子ぶって
　上目遣い...

A)相変わらずだなって
　いい加減
　自分でも愛想尽きた
　ぐるぐるな感情
　探す心の鍵
　青の空を見せてよ
B)怖いこと考えないで
　生きていたいな
　時にはつまずくけれど
　私には君がいるから...

A)今少し笑った
　空の青に泣いた
　あたしは愛を歌うの
　弱虫にとりつかれる前に
B)いやなところ隠した
　目をそらして頷いた
　君がくれた明日
　あたしは無駄なく
　過ごせるかな
S)ありがとう...

A)焦げて失敗した林檎に
　砂糖をかけて
　誤魔化した昨日
　甘さに惑わされる
　その錯覚がなんか虚しい
B)潜るプールは
　冷たくても
　溶けそうな太陽には
　勝てそうにない
　指先でなぞった...

A)雑踏　心の奥の残響
　強がりを今だけ
　甘えに変えて叫ぶ
　「愛してよ」あぁ、あぁ
　私はいつだって
　無いものねだり
B)止まらない涙を
　今だって止めようって
　新しい日々を
　なんとか繋げようって...

S)夜は暗いと知って
　雨は止まぬと知って
　この先も変わらないのでしょう
　次いつ会えるかなんて
　そんなの私が知りたい
A)考えないように
　するよりも多分
　忘れる方が難しくて
　小さな街の私1人が歌を
　綴るにはとても大きなテーブルで...

A)融通が効かない
　そんな面倒な女じゃない
　腐った縁だって大歓迎
　ねえ、あたしなんてどう？
B)声すら届かない
　そんな真っ暗なトンネルじゃ
　「愛ってなに？」状態
　「いいもんだよ」嘘ばっかり
S)書き殴った相関図
　肝心な君がいない...

A)夜を歩く
冷たくて優しい
夢の中
誰もが欲しい言葉
手に入れようと必死
「欲張ったって才能」
君と歌っていたいのに
きっと僕はもっと中途半端
　
B)相容れない偏りたい...