AkiMusic

もっと頑張ってたら　夢に届いたかな
あの時踏み出してたら　迷わず進めたかな
努力を続けたら　光が見えたかな
背を向けずにいたら　違う景色が見えたかな
何もしなかったことで　後悔は消えないかな
逃げ出した日々のせいで　道は閉ざされたかな
あの頃の自分ならば　何か変えられたかな
やり直せるのならば　答え...

ゴミ箱に残った財布
貼り付けたスカイテープを吸い込んで
青を振り払って 踏み潰されそうになった
ひび割れた缶コーヒーに
反吐が零れて消えて無くなっていく
飲み込まれそうになっていく
吸い込まれそうになってく
嫌な事ばかり吐いて
沈んでしまったら良いのに
僕の居場所には誰も居なくなっていく...

あれから僕は　何度も探してた

君の面影が　消えないこの街で

踏み出すたびに　胸が痛むけど

思い出だけじゃ　生きられないよね
君の笑顔も　泣き顔も全部

心に刻んで　消せないまま

時が流れても　残る痕跡に

君がいた証　確かにあったんだ

忘れられないよ　君の声も

あの日の温もりも　抱きしめ...

あなたと歩く帰り道
改札の向こうで
いつものざわめき
ささいな風が吹き抜ける
歩道橋の上で
見渡せばいつも
何もかも輝いて見える
プラットホームに立ち
手を振りながら歩く
抱えきれない思いが...

死者の行進
さぁ、今にやってくるぞ
さぁ、声を潜めて
隠れなきゃ
ごちそうくれなきゃ
悪戯しちゃうぞ
ドアをノックする
ハッピハロウィーン
死者がもどってくるぞ
足音が聞こえても...

『もう夏も終わりだね』
電話越しに　喋る君の声が
少し　寂しそうに　聞こえた夜
『来年もバカしようね』
って茶化して　笑い合った君と
青い　夏の日　記憶蘇る
郵便箱の君からの手紙
丸文字癖は変わらないなぁ
風鈴の稟とした音が
波風に流されていく...