ys

しのごの言わずに言ってみろ
気付いたら背後に立っていた
ナイフ掲げ僕を睨んでた
止め処なく流れる涙は そうか
僕の代わりなんだね
ここでかき鳴らして 始めるぜ
もう 焦土限界 胸の内
喉から溢れ出す ボルテージ
言葉の奥を 今
一掃 浄土前線 終わらない...

雨で遠くなる部屋
重い天井　耳鳴りがする
顔についた目の奥
膝を抱えて　覗いてるだけ
声がやけに響くから
心が全て　押し潰される
売れば幾らかの身体
生きているのが嫌になる
明日に希望一つもないくせに
血を流して 息をしてる...

いつもの時間 公園集合
チームはいつものクラスメイト
5時のチャイムが鳴る その時 試合が始まる
ルールは簡単 猿でも分かる
見つければ勝ち 見つからなきゃ負け
分かったらほら もうチャイムが鳴る
探してまた探して
見つけてまた探しして
もう何回繰り返すのだろう
さぁもういいかい　足音はない...

「生きてるだけでほら、主人公」だと
どこかの誰かさんがテレビで言ってた
僕は僕の人生の主役にはなれないから
ここで夜が明けるのをただ待っています
死に急ぐなんて勇気もないから
煙で息を塞いでみます
悲しみが部屋を覆うから
空の月が霞んで見える
灰皿が満杯になれば
いつかいつか 逢えるでしょうか...

溜息を一つついてみたって
明日も同じ 暗い世の中
何かをしようともお金もない
ただ闇の中 息をするだけ
ねぇどうして 僕はどうして
神様なんかいるわけもなく
寝て起きて食べて寝るだけ
どこで間違った
もう身ぐるみひとつだろう
叩いてみたって 拒んでお前は...