タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧（52）

あの丘よりも
ある朝ふと目覚めたら太陽はそこになかった
白いような黒いようなどんよりした雨雲
天気予報は今日もまた傘マークだけの一日
タバコを吸って一息ヤニだらけのこの部屋
夢にまで見た君との待ち合わせ
今すぐに行くから傘はいらないよ
最悪な天気だねと苦笑いする君の横
一本の傘さして肩を寄せ合った
...

Midnight Darkness
もしも赦されるならわたしと手を繋いで
もしも月の光が届いたら手を握って
暗闇で一人彷徨って涙が溢れた
鼓動が早くなり生きてるって実感した
どうして？このまま息引き取ればいいのに
怖さに打ち勝てないんだから
光る眼差し私の知らない人
頭が痛くてもう壊れそう倒れそう
...

ブラックホール
聞いてはいけない大きなブラックホール
気づいた途端指さされて笑われて
助け求める手　空を切り堕ちてゆく
ようこそ死の世界へ参列者が言う
目の前には禍々しく光る黒い太陽
不気味な笑みを浮かべ近づいてくる
けたたましい音と共に
あたしは死んだの一度だけあの時に
暗闇は怖かった嘘なんかじゃ...

メロディー
夜0時を少し過ぎて今日も一日いい事なかったな
なんてベッドに沈むあたし眠いわけではないんだけれども
そんな時君からのありがとうの五文字
あたしがどれだけ嬉しいか君は知ってるの？
外はまだ寒い季節毛布に包まりながら
画面に照らされたニヤニヤ顔
驚いたように抜け出す猫のしっぽの先がくすぐる
...

Existence
気づいてしまったのそして巡り巡ってまたこの場所へ
目を細める君におかえりと言わせて
言の葉は霞む
遠い昔の思い 花を愛を身に纏って
私だけの色と 笑顔歌を咲かせるのかな
期待してた私はいない
ゆらゆらと舞い踊る人さえ見つからない
こんな窮屈な毎日が幸せと言えることで
あの日の虚し...

月が綺麗な夜でしたあたしが彼女を辞めた時
終電と始発の間でやっと眠りにつく頃に
あたしと彼女の使い分けができなくて
名前も知らない誰かの前で泣いていました
好かれてなんぼのこの世界にはあたしはいらない
曖昧な彼女の姿形影も見失い
それで良いそれが良いそう気づいて
今日から今から新しい道
月が綺麗な夜...

オトナになれない
メンソールのタバコが好きな私にはあなたは合わないの？
喉の奥がスーッとするこの味が苦手と言って背を向けた
その背中追うことができなくてただただ泣き続けた
それだけのことではあなたは出ていかないわかってた
あの時の言葉私の仕草幻滅したんでしょ
今思えば愛してるより別れようの言葉多かっ...

見つめるその目頬撫でる指眠れないんでしょと甘く囁く
鼓動のリズム狂い始めてきっとこの躰痺れてくる
頭で考えるそんな計算式答えなんて仕草なんて求められなくて
気持ちは抑えきれずもう言葉になり涙になり笑顔になりまた今日という日迎える
二人で紡ぐ夢はまだ未完成で果てしない時間がかかると思うけれど
二人が旅...

世界なんて
昨夜自分で切った前髪が朝起きたら何故かあまりにも短くて
引っ張って引っ張って櫛のせいにして
手でおさえてもう時間がないと嘆く
早めにベッドに潜り込んだのはいいけど
目を瞑ってもしばらく睡魔におそわれない
やっと眠れた頃に目覚まし鳴って
重い瞼こじ開けて見た景色は
白くぼやけた夢
猫がゴロ...

今でもいつでもあたしの小さな脳みそでも
はっきり覚えてる思い出せる
「もうあんな人なんて」そんな言葉何回聞いたっけ
助け求められて恩を仇で返すとは
あなたはあなたはそれでもちょっと嘘ついてさ
目が泳いだまま指を切った
子供の約束だからなんて笑う大人たち
そんな人になってしまったようだ
「もうあんな人...

あなたのこと何もかも全て一番に知りたいの
私も全ててさらけ出すから目を逸らさずにいてよね
私だけを愛して欲しい容易い願い事でしょ
一ミリも隙間出来ないくらいこの手を離さないでね
心見えるのならばすぐ用意するよ
鈍く光る研ぎ澄ますシルバーのナイフ
気持ち伝わるのならば四六時中あなた思う
剥ぎ取ることが...

どんなに媚を売ったって誰も買ってくれやしないのに
それでもよく見られたいあたしはなんて可哀想な子だろう
どこで道を間違えた？もともと真っ当な道なんか歩んでない
学習能力なんてないから磨きがかかることはないと思う
図々しさは人一倍迷惑もきっとかけっぱなし
「あたし」は「私」じゃないなんて秘密はもう何も...

スケジュール帳が嫌いなんだ
こんな紙切れの通りに　この先あたし過ごして行くの？
その日その時の気分で過ごしたい
シフト表とか見たくないんだ
「出られない日はいつ？」と聞かれても
遊ぶ予定とか約束事は何一つあるわけじゃないけど
一月後のあたしの気持ちなんてさ
一月後のあたしが決めるの
不治の仮病悪化し...

レモネード
乾く路面の匂い夏が近づく合図
向こうから呼ぶ声手を振り返してみる
溶けたアイスがせがむ焦らさないで口付け
ここはおそらく君を待つ楽園
浴びる陽射しとキラキラ水しぶき
とても似合ってるカメラも笑うよ
弾けるレモネードがしゅわしゅわって
喉をひりつかせてくるのまるで恋い焦がれるような
こんな...

lunatic
首絞めて殴ってよ蹴飛ばしてまた殴ってよ
そんな肉体的な暴力は
耐えられるから大丈夫風邪ひとつ引かない強靭な躰
そのかわり精神的に脆いの
だから考えすぎ気にしすぎなんて言わないで
自意識過剰あたしが一番よく知ってる
飽きやすいあたしには病気のフリが続くわけがない
なんだかんだ言い訳して...

指切らない
ねえねえ今頃どこで何してる？
チクタク止まらない秒針
あいも変わらず太陽は昇って
影を知らないままでいる
あなたへのおすすめ 分かってないんだね
ここにポケットがあるコーラルピンク探してるの
あなただけにかわいいって
照れるけどたくさん褒めて欲しいだけなんだ
まるで魔法かけられたように...

コーヒーのまほう
派手なメイクは不器用なだけ つまづいたのは赤いエナメルのハイヒール
ほどいた髪を靡かせながら どこまで届く柔らかな私のコロン
いつも通り過ぎるだけの季節に ワンピース纏う胸が踊る澄ました顔
なんにも入りそうもない 小さすぎる 肩にかけたポシェットは
女子力のある大人びた私にだけ似合...

擾擾(じょうじょう)機嫌
そんじょそこらに転がる愛の点滅
眼(まなこ)映れば最期カウントダウン
321で消滅してからは人を変えて
自分の記憶さえ疑う
根拠はないけれどイマ、コレ、ココこの感じ
乗り遅れてはならぬと逸(はや)る心急かす
狂った判断基準で裁きを受けたもう
スポットライトの真下で腐れ操り人...

あーやっぱ無理だわ 3割の原価も知らずに
幸せ浸るようじゃ この世の中 理 偽り
あーやっぱそうだわ 気付いたら恐ろしい事態に
見て見ぬ振り続ける 事ももはやできそうにないな
平常正常四方八方愛情友情異常をきたす始末
なんとかかんとかうんぬんかんぬん錯綜してはエンドレスループ
美味しいな吸って吐いて...

アジサイ枯れる頃涙も枯れるだろうか
どうしてと問うことが出来るようになっているだろうか
昼間雨上がりと言えなくもない天気
雫が落ちる葉の上かたつむり
傘閉じてみたけれどなんだかじめじめと
小雨と霧雨の間のような
アジサイ枯れる頃僕は恋い焦がれるだろう
止んだと思いきやまた降る梅雨時期のようでしょう
...

クローゼット
玄関のドア開けて右左 また同じ景色
踏み出したその足は必ず右また同じ靴紐
二つ目の信号は青に変わるこの歩幅ならば
通り過ぎるバス横目に追い越した歩きスマホ
交差点行き交う人流れに沿った背中を追うだけ
窓ガラス映る自分変じゃないかな前髪撫でて
なんか好きなあの看板「今度行こう」から何年も...

その日僕は思い出した
嘘は吐きたくはないと引退宣言は
せずにそっと画面から消しただけだったの
ほらね 無様 でしょう
いつまでも いつでも出戻りできる準備をしている
それ貸してあれ捨てて 成長はただの背伸びだったんだ
ほらね 無様 その日僕は思い出した
けどさ、君も僕みたいに可愛いお面を
つけてまた...

(はーい じゃあ今日はねぇみんなで本を読みまーす
はい！立ってねー立ってねー立ってくーださーい♪
まだだよーまだ鳴らさないよー
シャンシャンしないでねー
はーいじゃあいきますよー
いちにっさんはいっ！)
昔々あるところに1人の子ども生まれました
朝が待ちきれず予定よりもかかる時間も早く速く
そんなに...

開かずの扉の外はまだ見たことのない世界広い狭い高い低い期待したいみたい
心の奥の奥の方まだ聞いたことない声美しい？醜い？遠い遠い未来
地平線の向こう側歩くことをやめない君と僕はいつか出会うのだろう
大きく右手を振って小さくジャンプ繰り返しきっと同じように笑うだろう
仲良くなれた証にお揃いのこのスカー...

卒業パレード
今日で最後の制服姿鏡を見て笑う門に悲しみ
スカートの丈に厳しいあの先生でさえ
涙を堪えてる空は青く広がって風は背中を押す
卒業式を抜け出して走る 二人きりの屋上へ
胸に咲いた真っ赤な花 おめでとうの文字
あなたの制服の第二ボタン 二人きりの屋上で
外してほしいと願う 涙混じる声
何度も...