ブックマークした作品

同じ色の風船に包まれているのに
今はどうしてこんなにも違う色を好んでいるの
カラフルなセカイとモノクロの存在
不釣り合いになる結晶
君を笑顔にできない
一つの色にはなれないこと
分かってる 分かってた
いとおしいあなたの背中
ぎゅっと抱き締めてあげることもできない
わたしは弱い...

【古語ver.】
[A]
眺む　ほたる　ほたる
宵を縫ふ　麗しき影
在りし姿　いとほし　かの人の
声はせで身をのみ焦がす
[B]
夕つ方　ただよふ
浮き草の風
手には　残らぬ歌...

過ぎ行く景色 絡まるノイズ
闇雲に探す 愛の言葉
重なる星が 影を写して
大きな 過ちを犯した
人生の真ん中 ただ見つめていた
君のこと この両手で縛りつけて 離せなかった…
どうしてこうも 分からないの？君はそれほどバカではない
拒む左手と 望む右手には
消える末路が待っている
あと少しだけ 息を...

[A]
褪(あ)せていく過去
見えない未来
冷めた現実
イき場(生き場/行き場)はどこだ？
[A']
耳鳴りノイズ
膨(ふく)らむニーズ
飽和(ほうわ)の合図　
聞きたくはない...