ブックマークした作品

Our note
気付いたら　そう小学校　スキスキスキ
その次は　　そう中学校　まずまず過ぎ　時は過ぎ
校舎の影　落ちゆくころ
明日を探しては　ため息の練習
放課後の影　散りゆくころ
別れゆくこの道　いつかまたひとつになれ
いつだって　この空つながってる
いつだって　この星スキであふれて
もしキミが...

空　雲　雨　降る
吐く　息　舞う　夜
見る　影　射す　なお
去る　来る　待つ　断つ
掘る　繭　擦る　痕
裂く　編む　解く　読む
這う　声　撒く　汗
噛(は)む　蜜　剥ぐ　悪
問う　声　狩る　突く
ただ　まだ　ほら　そら...

流れる光浴び
絡まる怒り解く
漂う恐れ捨てて
眠れる望み求める
さざめく想い触れ
導くその指の
届かぬ先見据えて
あまねく地の兆し掬う
咲く
散る...

駆け抜けてゆく　荒れ果てた道
荒野を越えて　次の街へと
握りしめた手のひらに
ひるむ心　封じ込めて
この先へと
走り出してゆく　旅なれた道
峠を越えて　自分を超えて
昨日までの臆病に別れを告げ
進むのさ　その先へと
風になる　　翼を広げて...

はじまりはいつだってありふれた一言からだと
つぶやいた君はまた僕を見て笑っているけど
知ってるよ大切なことだからたしかめてるのを
何気ない日々の呼ぶたくさんの奇跡数えてる
履き慣れた靴の底気にしてちゃはじまらないから
踊りだす人の波飛びこんで楽しまないとね
さまざまなありかたで胸を張る風変わりな肌
...

さざめく夜更けの風
汗ばむ体を過(よ)ぎる
淡い香り呼びさました
霞む哀しみ振り返る
寂れた通りの果て
佇むあなたは独り
雨の雫浴びたままで
涙隠して泣く
色褪せてく街はもう
閉じたその目には写らず...

風花の散る褪せた狭間から
叫ぶ憎しみに暴かれる虚ろな空
雨濡らす道隠す哀しみに
沈む怒りさえ流し去る淀んだ河
乾く街彷徨う抜け殻告げる
閉ざす心投げ出して痛み探す　この
身体(からだ)に刻む印に残すため
神縛る枷探るいくつもの
願い呼び起こすさざなみは祈りに似て
空蝉の偽り眼差し晒す...