人生設計

会いたいんだ　もう会えない君に
真っ白の中で　一人歩いてた
寂しいと思う暇もないまま
愛を誓った君の　影を追いかけて
まだまだ世界は広がってく　　
思い出してた　君との形
君は知ってた　二人の形
耳すませば　聴こえる音
君の中の「君」の音が
初めて見た僕らは...

聞こえていますか。
見えていますか。
感じていますか。　　　　　　　　　　　　　
どうしてますか？
生まれた理由を探して
何も見つからなくてさ
生きる意味を見失った時
歌ってくれたんだきっと
ひとりぼっちの君の声を　
線を描いて叫んで...

君の声が届きます様にと　　　　　　　　　
隣で手を握られていた
　
一本　短い君の人差し指　　　　　　　　　　　
僕以外を指しているのはわかった
二本　顔の横でピース
その笑顔の裏には　　　　
三本　三人目の僕
君にはどう映っているかな　
四本　四度目のライブ...

　　　君がいるだけで
放課後公園で　人の字を握りしめ
心せく　姿が　嘘みたいだと
飲み込まなきゃ意味ないよと　聞こえるその方へ
振り向くとそこには　君がいた
どんな闇も駆け抜けられるよ
言葉にならない音で
今を信じられるなら
暗い過去を切り捨てて
何も見えない未来を目指す...

小さな花を持った君は「綺麗だね。」と笑った
かすかに感じた優しさの匂い
花言葉も知らぬ僕はきっと欲しがっていたんだ
目の前の花を探して、探してるだけ。
この世界だけは守り通すよ
シんでも。
花びらを数えていて君をなくすたびに
記憶の欠片と同様一枚ずつ消えてった
未だ咲かない花...