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弱音風

ひいらぎ

ひいらぎ

作詞:きそぐ
作曲:ひいらぎ

青い草はもう    前をふさいで
わたしを連れて   遠回りの道

坂をこえても   まだ日差しは 強くて
曲がり角には  雨を呼ぶ雲

今は知りたくない 気持ちの行方や その距離だとか
それは昔のこと でも思い出すよ 痛みを併(の)せて

そよぐ風優しくて この肌冷やせない
したたり落ちる 汗が目にしみたかなぁ・・・
わたしあなた二人 きらいな蝉の詩が
途絶え止んでも 熱と虚しさ 残すだけ


灰色とオレンジ 涙を避けて
暗いガードで 雨宿りの鳥

心は晴れて 帯びた熱が 冷めても
待っているのは 夜を待つ空

今伝えたいこと 探し物だとか 元気だとかと
それは短いけど すぐ閉じたくなる 痛みを併せて

夏の風は弱くて たよりが届かない
会いに行きたい いいわけかもしれない
寒くなってきたら あなたは寂しい詩の
封を切らない よく知ってる だから今


やがて風の香りも 頬を懐かしく くすぐるから
その前にどうか 届いて欲しい 交わした言葉の続き

そよぐ風優しくて この肌冷やせない
したたり落ちる 汗が目にしみたかなぁ・・・
わたしあなた二人 きらいな蝉の詩が
途絶え止んでも 熱と虚しさ 残すだけ
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今回はスローでちょっと暗い曲です。
自身初の6分30秒越えのロング作品になってしまいました。

季節的に夏の曲ですねこれ

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