The 9th
初音ミクオリジナル曲です。
「惑星」と呼ばれようが「準惑星」と呼ばれようが彼自身にとっては関係無いこと。そんなことを思いながら書きました。ラストがカットアウトするのは仕様です。
※歌詞に誤りがあったため修正しました(Cメロ「その身体"は"」→「その身体"で"」)
カラオケ版はこちら→http://piapro.jp/content/dllmezujox73dwju
ニコニコ動画はこちら→http://www.nicovideo.jp/watch/sm5187488
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一つ深呼吸をして
ぎりぎりのバランスを掴んで
その揺れに身を任せ
今日も同じ時間を繰り返す
与えられたのは無意味な名前
何も知らない僕らの我侭だったんだ
また時間は進み 輪を描きだす
また同じ場所へ向かうだけなんだろう
無重力の闇の端へ投げ出された
ただそれだけのことだと
誰も気付かないままで
いま ほんの少し反射した
ちっぽけな姿を捉えた
そこは誰の声も
響くことのない世界なんだろう
望んだものなんて何にも無かった
ただ一つだけ 存在理由以外は
また時間は進み 輪を描きだす
また同じ場所へ向かうだけなんだろう
無重力の闇の端へ投げ出された
ただそれだけのことだと
誰も気付かないままで
消えそうなほど小さなその身体で
どこまで向かうのだろうか
不安定なその軌道に
この光が届くのは永遠だろうか
いつか昨日を今日と
いつか今日を明日と
呼ぶ日が来るのなら
螺旋の始まりを確かめに行こう
生まれた理由を確かめに行こう
さあ 響く音も 放つ光も
何も無かった頃へ
繰り返すだけのこの現実ごと
偽れるように
抜け出せるように
いま
時間は
止まって
ほら
始まりの
メロディーが
聞こえる