ワタシという存在に価値をつけるなら私はワタシを捨てなければならない
ジブンを一番知っているのは自分のはずだけど
自分が知ってるジブンが本当の自分だという確証はどこにもないわけで
ほら目の前でおばあさんが転んだよ
助けないの?あのこの前だとすすんで助けに行くじゃない
今無視したでしょ?
さっきの客には良い笑顔ふりまいてたのに
ほらあそこにあなたがいるよ
また無視する?助けに行く?
ねぇ
今わたしが呼んでる「あなた」はどの「あなた」なんだろうね
自分は自分って?
そう言ってるあなたが既にあなたじゃない気がするけれど。
そりゃ疲れもするわけだ