新興近代的少女學派
美徳はより刺々しく
-歌詞-
穢れ無き我が美徳 棘と為りて
何も寄せ附けぬ高潔を得る
光無き愚者たちの犠牲の下
此処に在ることを崇め畏れなさい
さぁ、目醒めなさい
心の本音を聞いたなら
縛るものすべてを壊して!
何にも染まらないままで
わたしはわたしだけのもの
圧し殺さないで
敵を退けて
何処までも行ける 行けるの
清らなまま 誇れるまま
そしていつの日か
死に逝くまで少女のままでいて
凍て附いた青い薔薇
触れられぬように
その扉冷たく鎖して
未完成という完成
必然と運命に酔いしれ
神に牙を剥き
理に背き
わたしを殺さぬまま生きる
茨の森閉じ籠れば
少女の美徳は 魂に永久に宿り続ける