明日に変わるパラダイム
「気付いて ほら
当たり前の未来は変わるから」
明日に変わるパラダイム
作詞：帳理
歌唱：鏡音レン
いつもと同じ 扉から乗り込む電車は
人で溢れて 息つく隙もなく ただ直立している
誰もが同じ 顔をして目を瞑っては
頭上の糸に すがり寄るように ただ祈ってる
明日はどっちだ ずっと探してる
目を開け見なけりゃ 見つからないのに
洗脳された オトナはみんな
疑う事なく 地獄を歩く
出口に向かう ボクらを阻む
ヒトゴミの壁は抜け殻の様で
どこにも行けず 何も出来ずに
電車は線路に捉われる
やがて世界が組み変わる
戸惑うヒトたちを 不条理に置き去って
破綻する日常
信じた昨日なら ゴミ箱に捨てました
祈りは通じない
その手で掴むのは 糸じゃなく明日だと
気付いてほら 当たり前の
未来は変わるから
いつもと同じ お決まりの枠組みの中に
映る景色は 結末すら読める 見飽きた映画のよう
誰もが同じ 扉から乗らなくていいと
解っていれど 理想行きの電車は 遅れている
明日を変える 術探してる
檻から逃げ出す ボクらを追いかけ
我欲に染まる 調教師達が
雁字搦めにして世界を縛る
変化を嫌う 頑愚（オモチャ）の兵は
賢い科学者を殺してしまった
馬鹿な話さ 馬鹿げた歴史が
歪な線路を伸ばしていく
だから世界が組み変わる
古臭い理屈を 壮烈に蹴散らして
革新する時代
世界は5分前 別物になりました
利権をぶち壊せ
その手に余るのは 下らない紙キレだと
気付いてほら平衡なんて
望むのは無意味だ
陽がまた昇り 明るい空は
昨日を消して行く...
明日を変える 術が落ちてる
この手を伸ばし 掴み取りたいのに
前時代的 亡霊達は
ボクらに取り憑き 社会を呪う
出口に繋ぐ 扉は今じゃ
硬く閉ざされて既に手遅れで
何にも成れず 何も成せずに
電車は線路を離脱する
いつもと同じ 日常に取り残されては
死を待つだけの 運命に縛られて 朽ちてゆくくらいなら
世界を組み替える
当たり前なんて言葉 生真面目に当てにせず
翻す テノヒラ
信じた規則なら ゴミ箱に捨てました
恐れなど要らない
脆弱な理論を 思い切り打ち砕け
明日には変わってしまう
パラダイムのように
陽はまた登る 明るい空が
ボクらを待っている...
よね...
