奏 kanade
歌詞
正しい間隔で刻まれた揺るぎない世界の中で
途切れ途切れの音階に耳をすませる
大抵はアンバランスでそれが良かったのに
まだあなたはその不都合な振動をかき消して
感情の無い 歪んだ秩序をなんと呼ぶの
全てを覗く勇気一体誰が持っている
目を逸らしながら歩いてる地面には足跡もない
吸い込まれてく意味の無いもののように
特別なんかじゃないことくらい 分かってるのに
狂いのない整然とした波動だけを求めて
かすかな叫び声も聞こえないフリをするの
美しさを知らずに統制された世界で
響かない声を振り絞った
耳を塞いだあなたは冷たい部屋の中で
「もう何も聞きたくない。君の泣く声が痛い。」
どうか声よ届け 今僕は決めたんだ
泣くこと笑うこと全部素敵な音を奏でる
響いて