アジュガ
頼りない意識のしたで
何度でも再生しよう
繰り返せない「いつまでも」とか
切り離せない「さようなら」とか
零すその度 埋めた
神様でさえ 沢山の嘘を吐いたけど
その中でふたり いくつもの愛を誓ったね
たとえばそれを 誰かが祈りと呼ぶように
わたしはいつも あなたを想うことでしょう
今もまだ焦げ付いたまま
幾度でも揺らされる熱
泣いていたのはいつだったっけ
それすら上手く思い出せない
縋らないとは 決めた
神様にさえ 沢山の傷を付けたけど
その中でふたり いくつもの言葉交わしたね
もう幸せに なって良いのだとあの人は
悲しい声で 繋いだ手を放しながら
約束は どんな日も 変わらず此処に在った
わたし確かに あなたを呼んでいたこと
その温度 長い指 何より愛してくれた
あなた確かに そうして笑っていたこと
神様でさえ 沢山の嘘を吐いたけど
その中で二人 いくつもの愛を誓ったね
たとえばそれを 誰かが祈りと呼ぶように
わたしはいつも あなたを想うことでしょう
アジュガ咲き誇り 枳殻枯れて
美しく芙蓉 アベリアにくちづけ
ハロー・プリムラ 藪椿散って
アジュガが咲(わら)うわ 忘れないと云って
頼りない意識のしたで
何度でも再生しよう
繰り返せない「いつまでも」とか
切り離せない「さようなら」とか
◆歌詞:かぼちゃを下さいさん
http://piapro.jp/t/ubHx
◆イラスト:真也(まや)さん
http://piapro.jp/t/EEiR