うしろにいるよ
おわかりいただけただろうか
-歌詞-
忘れはしないよ
僕をこんなにした
君の爪痕は消えはしないだろ
よるごとに君は夢に現れて
怯える僕を追い立てるのだろ
あいもこいもすべて苦しみに変わってく
いつかの喜びも毒にしかならない
鏡にうつる君の亡霊
白い手に操られて
首をつかまえ 力をこめて
脅すように 殺さぬように
つめたい指に弄ばれて
最悪な夜を終える
こびりついてる不気味なメロディ
吐き気がするよ
消えてくれ
僕が一番に言われたくないこと
言われた気がして
闇を睨みつけた
「呪い殺してやる」
もう一度会えたら
そんなふうに苦しめてあげたい
契りは仇となり 死ぬまでこんなことを
続ける気だなんてどうかしてるよ
鏡にうつる僕の姿が
かけ離れてく 割れていく
薄れかけてる現実感に
足をつけては滑らせ
悍ましいほどの心地のよさに
ぬるく呑まれて遠退く
月が昇れば不吉が哂う
わるいゆめは 未だ終われない