残響
会いたいと 騒がしい中
閉じた瞼に 透ける太陽
問いたいの 言葉にすれば
足りない力 涙を借りて
ほっといたら 踏み出す一歩も
踏み込めない 気持ちは一途を
辿る敷いたレールを 踏み外さなきゃ進めないなら
喧騒にまみれて失う 君の中の確かな自信
抱きしめたけど
「愛して」
誰も言葉にしないよ
題して
「君を救う歌」にする
トンネルを抜ける時感じる
青く光る海の匂いを
感じて 君の鼓動の歌を
携帯のナンバー知らないの
好みのブランドも知らないの
合わせた好きなら要らないの
好きにさせてあげるから
満開の笑顔忘れて
俯き歩く コケないように
会いたいの すれ違うのに
気付かないきみ 過去に立ち止まれば
「愛して」
伝えたくなる感情
「愛して」
苦しくなるその表情
ふざけ合って誤魔化しても
自覚してる音の高鳴りを
感じて 君の鼓動の歌を
いつか言えると 後回しにした
伝えるべきだ 僕たちの問題だ
「愛して」
言葉にして言えないなら
題して
「君を救う歌」にする
過去に向かって歩く君の
手を掴んで抱きしめるから
感じて僕の鼓動の歌を