海に生まれた者のアリア
重音テト誕生祭のために作ったテトオリジナル曲です。
少し古めのSF短編小説のような、地球を旅立って数百年後くらいに帰ってくる宇宙飛行士へ捧げる歌な感じでテトに歌ってもらいました。宜しければ聞いてみてください。
前のバージョンでカラオケVERです。(テトコーラスありとなし)
mp3,ust詰め合わせもあります。ライセンスは同様になんかに使えそうだったら使ってやってください。
http://shikakuivocalo.up.seesaa.net/image/tetoaria_ust2Bmp3.zip
<歌詞>
振り返ることのない あなたの背中美しく
見据える空の向こう 褪せてく春の景色
揺れる波甘い風 あなたの肌に届かず
星々のまたたきに 心すべて奪われて
ここではない場所探し求めて いまではない時間だけ見つめて
駆けてゆくあなたの靴が踏んだ 白い花が死んでゆく
あなたのゆくはての 名前のない星空を
睨みつけ手を伸ばす 落とせないものと知りながら
体の中納めた 緋色の海ざわめく
振り切れぬ重力が あなたのことを笑う
それでもゆくのでしょう 子供のようはかなく
わたしの思い踏みにじる 夢追うあなたを愛してた
誰もがあなたとの別れ泣く時 旅立ちを海原へと笑おう
誰もがあなたを忘れ笑う時 大地へ涙注ごう
あなたのゆくはてに 何もないと知っても
帰りつくふるさとも 残らないと知っても
わたしは待っている あなたの耳にささやいた
最後の言葉だけ 苔むす墓標に刻んで