【雪夜フジ】万葉の月【セルフアレンジ】
「万葉の月」
背の君想って十六夜(いざよい)見上げ
立待(たちまち)過ぎて居待月(いまちづき)
我が君想って臥待更待(ふしまちさらまち)
下弦知らずの夏の宵
三十一文字(みそひともじ)の檻の中
囲った想いは人知れず
三十一文字の夢の底
募った想いは何処へ往く
鹿の鳴き声哀しく響く
紅葉に括られ竜田川
長月過ぎた有明の月
季節変われど想い変わらず
三十一文字に託せども
物や思うと人の問い
三十一文字は隠れ蓑
忍ぶ想いを如何にせん
三十一文字は薄れども
乗せた想いは幾星霜
三十一文字をなぞる手を
重ねて君に伝えよう
作詞:ハナミズキ
------------------------------
ボカロ&UTAU和風オムニバスアルバム『桃源洞裡』(http://music.geocities.jp/erum_corico/tougendouri/index.html)に収録されている「万葉の月」のセルフアレンジバージョンになります。
原曲とは、微妙に違った曲展開でポップな感じにもなっているかなと思います。
UTAU音源・雪夜フジさんに歌ってもらっています。