【初音ミク】クローバー
探り探って見つけ出した 願いを聞いてクローバー
追い風が攫って飛んだ 君はまた見えなくなったね
例えば昔 河原で見つけた綺麗なガラスの欠片を
今さらになって思い出す もう探すこともないかな
そんな風に追いかけたのは 今の僕には眩しくて
同じように見逃してたのは いつも大事なものばかり
探り探って見つけ出した 幸せの欠片を僕は
どこかに置き去りにして ほらまた震えてしまうよ
汚れたって 転んだって 探したいつかのクローバー
もう一度見つけよう 夢の一歩さ 準備オッケーだ
例えば目の前に佇む 行く手を阻む大きな魔物が
僕には為す術もない程に 目の前を覆うんだ
それなのに周りのみんなは ひとつふたつと宝を見つけて
どんどん遠くへ行くんだ そこで目が覚めて気付いた
「なんだ夢か」ってくたびれた顔は どこか間抜けで可笑しくて
こんなことじゃ あの頃の僕は指を差して笑うんだろうな
埃かぶった夢の地図を広げて見つけたクローバー
目印に記したものは何だろう 消えてしまっていた
あの頃は何でも見つかると信じてたのに
目も悪くなって下らない見方ばかりさ
探り探って思い出した 探したいつかのクローバー
追い風が攫って飛んで 僕はまた見逃してしまった
だけどきっと見つけ出すよ 願いを叶えるクローバー
もう一度歩き出そう 後ろ向いても構わないし
僕がまた追いかけた 君はまた見えなくなったね