コーラスの揺らぎは陽炎の様に/WhiteCUL (inst)
コーラスの揺らぎは陽炎の様に/WhiteCUL のインストです。
商用以外でご自由にお使いください
ーーーーーーーーーーーーーーーー歌詞ーーーーーーーーーーーーーーーー
息を飲み干す夜夜中
時時刻刻と月は蝕む
通りに坐した微賤侘びて
影法師を投げ遣る灯篭は遠し
Talker 影と踊った
Feeler 通りに這い誘う
Far Light 眼を伏せて去るも
そっと摺り寄せ其れは影を踏む
兆しが示す旋光性 覗かざるかは恐々渾然
張り巡らせる緊張の糸 [Attention]
忽ち視界は揺れる
迷子は斯く語る
「帰すべき道 忘るとも 明け離るほど空蟬ともにながらふれば」
毎夜は課す再来艱難 シンクロするヘリシティー
双眸澄まし一寸先の肖像を思う
空論は歪む 証人は灰になった
騙し騙し頁を捲るも方法論は定命
金の御許に蹲って「希死観念すらデジャヴュだ」と
有象無象を絡め合ってお前は笑った
ファーライト 月より仄暗く
ファーライト 雲間に星は鳴る
濛々と燻る形影を最短距離で照らし出す
相克する誰がための躰がここにあるのか?
宵宵皆騙る 死すべき道など無いと
あえかなる相 ゆく果てなど在りはしない無いと
ニュアンスを殺す統制の趨勢は滑稽なりや
眩惑に瞼落とす
背を抜ける風は初夏の熱を帯びて温み
肌触る蜒蜒とそれは脳裏を満たしてく
然らば文色は陰ってゆく
光暈を齎す灯を 手の届かない遠い灯を
轟音と伴に連れ去った
花弁を落とすスピードで。