波打ち際をさまよう君と夏の終わり_offvocal
BPM135
『波打ち際をさまよう君と夏の終わり』
波打ち際をさまよう君は
なにもいわず
青い空の入道雲を
見上げて微笑むだけ
咲いては消える鮮やかな熱は
いつも儚くて
生まれ落ちて消えていくだけ
それが羨ましくて
離れてく波間に
不安が溢れ出して
夏の日の終わりに
つないだ手 手放して
君の影を夜がのんで
どこにも見あたらない
求めても届かない
苦しみ 抱きしめて
あの夏の痛みを
刻んで 消えぬように
揺らめいて 陽炎
あの日を映し出して
夏の日が終わっても
つないだ手 離さないで