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「マスター、花火がとっても綺麗ですね!!」

「マスター、花火がとっても綺麗ですね!!」

megupo

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今日は夏祭りに初めてミクをつれてきた。
「マスターっ!!早く早くーっっ!」
「ちょっと待てよミク!そんなに慌てなくてもまだ花火は始まらないよ!!」
「でも、楽しくってドキドキが止まらないんですーーー!!」
「わかったわかった、とにかく落ち着けって。な?」
「う~っ・・・・。」
何とか落ち着かせようと僕も必死だ・・・。
とりあえず座れる場所を見つけてイチゴ飴を渡した。
と同時に最初の花火が打ち上げられた。
スーッと夜空に吸い込まれるように、細い筋を描いていく・・・。
ミクが”あっ”と声にならないコエを発した途端、放射線状に光の花が咲いた。
「ミク大丈夫かい?こんなに大きな音を聴くのははじ・・・め・・・て・・・・・・ミク?」
いつもより数倍も瞳を大きく見開いて真っ暗な空を見つめている。
「おーいミクさーん、聞こえてますかー?」
「・・・きれ・・い・・・。こんなきれいなものがあるんですね、この世界には!!マスター、連れてきてくれてありがとうございます!!」
僕にとっては花火よりも、浴衣を着て隣に座っているミクの体温に全意識が集中しまくっていることは絶対に気づかれてはいけない!! と思う僕であった・・・。