【off vocal】悠久より/ 2997 feat.重音テトSV【公式】
できることならいっそ
拙いはしがきはなしで
未だ屋根を打つこの雨の
一滴の話をしよう
例えばあの日の約束が
つけられた痣が
示し合わせたように
首を絞める
ご丁寧にも、死なない程度に
手遅れになった祈りの言葉を
拾い上げる名も知らぬ
あなたを待つ
結末はひとつも変える気すらないが
俺はもう、ここを発つよ
復讐のために筆を持って
塗り続けたどす黒い絵画
もう色を足す必要は
とうになかったが
手遅れになった祈りを綴ろう
拾い上げる、誰かの鎧になるなら
幾千年先まで電子の海を往く
いるはずのない、あなたを待つよ
だから、もう行くよ