【KAITO】琥珀の大地
思えば遠くへ来たものだ。
時間と距離が交錯する中、自分はどこへ行くのだろう?
生者への応援と死者への鎮魂を込めて。
まんま吟遊詩人的な曲なので朗々と低音で歌ってもらうのが
いいかと思いつついじってみました。
後からよく考えると大地視点で人間たちを見守る歌なのかも。
「さざめく」の使い方を間違えてる気もするが、まぁいいか。
歌詞
過ぎし時代(とき)の行く末
見つめるのは 琥珀の大地
さざめく風は優しく
包み込み聖者の声となる
ああ、時に惑いて
振り返る旅人よ
ああ、踏み出す心
何を見つける?
わずかな希望だけの
不安な道程も
ゆっくり踏みしめれば
明日への光とならん
代わる代わる途切れぬ
歴史に埋もれ旅立つ者よ
記すすべを持たない
真実が泡沫の夢へ還る
ああ、天空を指す
羅針盤握りしめ
ああ、見えぬ答えは
何処にあるのか?
聞こえる魂の歌
高鳴る鼓動が叫ぶ
寄り添う双子星に
重ね合わす過去と未来
数多の願いを乗せ
静かに世界は回る
忘れえぬ想いを糧に
歩む道が光とならん