ヴァニッシュ / 可不
歌詞
ほつれた 言葉を紡ぐように
ありのまま淡々と 日々を積み重ねた
もういっそ 全てを投げ出そうか
恐ろしく閑散な 世界に溶け込めずに
溺れてる
花を 千切る呪いのように
嘲笑う敬虔な 大人ばかりでうんざりする
指と指で 契る離れないように
めでるまで話そう 更けていく夜さえも
愚かしい
君の幸せだけ求めたの
好きだよそれだけで嬉しいの
ゼロかイチでしか分からないの
歪な愛に口づけを
私以外君だけでいいよ
はきだめに溜まるゴミのよう
つんとさす匂いに惑わされ
何か失った
逢いたいと願えば願うほど
最愛が募れば募るだけ
こびりついた残響が
心の中までも支配する
簡単に飽和する私は
散々な世界に憧れた
苦しいから全部全部
君さえも吐き捨ててしまいたいよ
渇く感情と 霞む現実の 狭間でずっと
彷徨い続けて
君と安閑と 暮らす日常を 夢見ている
朝目が覚めたら君が何処にもいなくなって
癒えない傷が増えていくだけの人生ならば
誰かの為に存在証明 虚しくなるだけ
愛のない言葉が
針のように刺さって
小さな穴となって
いずれ朱に染まって
誰かを傷付ける
声にならないような
叫びがいつの日にか
音楽に変わるように
歌い続けるよ
逢いたいと願えば願うほど
最愛が募れば募るだけ
こびりついた残響が
心の中までも支配する
簡単に飽和する私は
散々な世界に憧れた
苦しいから全部全部
君さえも吐き捨ててしまいたいよ
