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「SUCCESSORs OF JIHAD 第四十一話「月の下で」前編」の創作に利用した作品

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 その巨大な鉄の空洞は、地下格納庫、と呼ばれている。
 この水面基地に配備されている航空機は、全てここから地上の射出カタパルトまで、エレベーターで持ち上げられ、そして発進する。
 この基地はかつて存在していた旧興国が繰り返す領空侵犯に対処すべく建造されたため、スクランブル発進する戦闘機を一刻も早く空...

SUCCESSORs OF JIHAD 第四十一話「月の下で」前編

FOX2

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宿題が多いよ・・・・・・。


「飛行用ウィング」【架空】
戦闘用アンドロイドが空中でも戦闘できるように開発された新機軸装備。
戦闘機のような翼ではなく、鳥類の中でも飛行能力に優れた、猛禽類の翼を再現した形状で、フラップなどはなく、人工筋肉を伸縮させて空中機動を行う。
この翼は航空力学に優れ、自由自在の形状に稼動させることが出来るため、当然あらゆる航空機より機動性能は上回る。
表面はチタンアルミナイドと、クリプトンが開発した新型複合金属、ピアニウムが多く使用され、重装甲に軽量化を実現。重機関銃の弾丸である12.7mmにすら耐えうることが出来るため、弾丸から身を護るための防護盾にもなる。
超高出力ターボジェットエンジンを六基搭載し、最高速度はマッハ3.2まで達する性能を持つが、特筆すべきはその加速性能と、アフターバーナー未使用で音速に達するスーパークルーズ性能だろう。
エンジン点火後から僅か二十秒以内に離陸できる上に、時速八百キロで飛行中にも関わらず直角に旋回しUターンするなど、数々の驚異的な空中機動が可能であり、もはや航空機とは別次元の戦闘機体と言っても過言ではないだろう。
2019年に、空軍実験基地の飛行実験においてFA-1のコールサインを持つアンドロイドが、初飛行にも拘らずその性能を余すことなく引き出した。
現在は量産化が進んでいるものの、アンドロイドの装備の中でも跳びぬけて値段が高い装備であることは間違いなく、採用されている部隊はごく一部に限られる。