もうひとりの
ときどき、夢をみるんだ。
頭のてっぺんに大きくて真っ白な、
まるでウサギみたいなリボンをつけた女の子が
僕のほうを見て笑ってる。
すごく心惹かれる笑顔。
鈴の音のようなかわいらしい声。
ふわふわとやわらかい、おんなのこの雰囲気。
だけど、僕は気付いてしまった。
その髪の色は、その歌声の響きは
どこか、どうしようもなく、僕に似てる。
今朝、君は名前を教えてくれた。
名前まで、僕に似てるよ。
ねえ、リン、君はだれ?
マスターは訊いても答えてくれないけれど
ひょっとすると、君は、もうひとりの。
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そんな妄想。
本当は双子はふたりでコロコロ仲良く元気良いのが好きです。