解読不可
解読不可
宇宙人A「ううむ・・・。 やはり読めないか・・。」
宇宙人B「例の案件か?」
宇宙人A「ああ。」
宇宙人A「地球人。6500万年前に滅亡。高度な文明を持っていた。
だがエネルギーの扱い方を誤って住む星の環境を悪化させ、温暖化を誘発し、
3回目の大戦争で自らを絶滅させてしまった。」
宇宙人B「内輪もめか。それは、どこの星でもあったこと。それを克服できなかった。」
宇宙人A「そうだな・・。だが我々は、それを克服し広い宇宙に友人を得た。
地球人も、そうして我々の良き友人となるのを期待していたのだが・・。」
宇宙人B「だが、表面ヅラの克服で宇宙に進出されても困るぞ。他の星への侵略や、
宇宙大戦の火種になりかねない。地球人滅亡は正解だったのかもしれない。」
宇宙人A「厳しいな」
宇宙人B「宇宙ってのは、そんなもんだ。」
宇宙人A「地球人を知るにあったって、地球文明の解析は全て終わったはずだったが、
1つだけ解析できないデータが残っている。何か重要な事象があるのかも」
宇宙人B「例の案件か?」
宇宙人A「もう一度やってみるか・・。」
解析装置「ガキョン! グー グー ・・ カタカタカタ・・・・ 」
---98時間経過---
解析装置「カタカタ・・カタ・・カタ・・・・ ぷす ピーーー」
宇宙人A「ううむ・・・。 やはり読めないか・・。」
宇宙人B「全宇宙で最強、最速の解析装置だろ?」
宇宙人A「ああ・・・。 でも、 何て、書いてあるんだろう・・???」
---6500万年ちょっと前---
初音ミク「マスター、これ読めないんですけど・・」
マスター「ミクさんは、日本語対応だから、読めると思ったのだが・・」
初音ミク「読めません。」
マスター「何で読めないのか正直に言ってくれ。オリジナル曲の投稿ができなくなる」
初音ミク「マスターの字が下手クソすぎるんですよ・・。これ見て歌えだなんて・・」
マスター「・・そうか・・・・。」 愕然・・
初音ミク「私は、ボーカロイドなので、紙に書いた詞をもらうよりパソコンに直接
詞を入力してもらったほうが、確実に歌えます。」
マスター「・・そうだったか・・。 ミクさんはボーカロイドだったな・・。」
初音ミク「マスター・・・。 バカですね・・・。」