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映る影の後ろで見た 君の左手に流れた
黒く光る 赤の線が 今でも忘れられなくて…
塞いでた瞳また 無理にこじ開ければ
目に映る全てまた ぼやけて見えるから
塞いでた口をまた 無理に開いたなら
吐き出す言葉がまた 僕を傷つけるよ
叫びたい言葉ただ 頭の中にだけ
映される景色ほら 見たくない残像
無意識に握った手 あの時と同じに
突き刺した思いきり あなたがいないだけ
初めての春…
無邪気に笑う君に出会った
初めての夏…
大好きな君の腕に抱かれた
初めての秋…
『いつまでもそばにいる』と誓った
初めての冬…
約束したのに…
映る影の後ろで見た 君の左手に流れた
黒く光る 赤の線が 今でも忘れられなくて…
離れてく君がただ 僕は憎らしくて
離れてく君をもう 笑顔で見送れず
大好きな君はほら 約束も忘れて
大好きな君はまだ この部屋の中に…
追いかける僕はただ 君を引き止めたく
追いかける僕はそう その先が怖くて…
真っ白なこの世界 紅く染まっていて
僕の腕君がいた 瞳開けたままで…
三回目の夏…
笑ってくれなくなり
三回目の秋…
抱きしめてくれなくなった
三回目の冬…
君は『違う誰かのもの』になり…
四回目の春…
君を… ××した…
映る影の後ろで見た 君の左手に流れた
黒く光る 赤の線が 今でも忘れられなくて…
静かを知る僕の身体 あの時の君と同じ様に
君の傍に行けたならば また抱き締めて欲しいな…