【初音ミク】Fleeting Reality(off-vocal)【オリジナル】
歌詞
届かぬ思い出は手のひらをすり抜けて
変わらぬ想いだけ抱きしめて歩いて行くの
冷たくなった暗い瞳は光さえも映さない
受け入れられぬ結末だけが私の耳を劈(つんざ)く
鳴り止まぬ絶望の中 救ってくれたその笑顔も失くしてしまう
君が信じた悲しみに 全てを変えるその魔法(ちから)があるというの?
止まらぬ雨の中灰色に花束を
陰らぬ想いだけ切り取って色付けて行く
疲れたはずの小さな体 震えは今日も止まらず
乾いた声が君の名を呼ぶ擦り切れた喉を押さえ
小さく揺れる灯火で私が犯した過ちを償えるなら
最期に君に預かった小さな夢を握りしめて立ち向かうの
届かぬ思い出とこの気持ち突き立てて
叶わぬ幻想を抱きしめて睨みつけるよ
壊れた世界には色彩も戻らない
私が願うのは君だけで君だけで
泣き止む大空に届かない約束を
変わらぬ想いだけ抱きしめて眠りにつくの